今しない人はいつまでもしない

これは、私の兄から言われた言葉です。

 

私は本当に昔から掃除や片付けが苦手で嫌いでした。小学5年の時に自分の部屋を持たせてもらったんですが、寝る、勉強する(?)、遊ぶのみ。片付けは見るに見かねた母親が時々してくれてました。

 

これではいけないと思って掃除を始めると、あちこち気になってタンスや引き出しの中を全て出して、久々に見た漫画やオモチャなどに気を取られ集中力が切れます。

 

そして、夕方になると今まで以上に散らかった部屋を見てやる気がなくなるという、何とも意味のない掃除の仕方をしていました。

 

2番目の兄は綺麗好きだし、部屋をオシャレに飾るのも得意でした。その兄から掃除の事を言われると、いつかやるよ!、やろうと思えばできるし!なんて言い訳をしていました。

 

我が家の母は働き者で面倒見の良い人です。そのおかげ(?)で自分は怠け者という自覚もなく大人になりました。ある時、自分も一人暮らしをしたいとお金を貯めて家を出た事があります。

 

兄の心配は的中。

料理も掃除も出来ず、8ヶ月で断念しました。家具や家賃、生活費など、たった8ヶ月ですが、100万近い出費でした。100万を使って、自分は一人で大きくなったんじゃなく今まで家族に守られ過ぎていたんだなとやっと理解しました。

 

結婚して、子供ができ、自分がしなくては部屋は汚れ放題という状況になって初めて本気で掃除や片付けを何とかしなければいけないと強く思いました。

 

今思うことは、子供の頃からちゃんと家の事に関心を持って、少しでも知識を持っていた方が結婚してから楽です!あ、簡単な事ですね。

 

無知だらけで結婚した私ですが、悩み葛藤し、試行錯誤しなが結婚生活を続けています。こんな、何もできない私と結婚し生活を支えてくれている旦那さんに感謝ですね!

 

掃除や家の飾り付けなど、綺麗にしている人を見ては劣等感、罪悪感を抱きます。自分もしたいのに何をどこから手をつければ良いかも分からない、そして自分の描く思いと出来ない自分のギャップに悩みました。

 

こういった挫折も、結婚前にしていれば、無駄なものを買わず家を綺麗に保てたのではないのかなと。

 

そして、これから子供が大きくなるにつれて、もっとお金もかかるし物も増えると思います。今から、少しづつ掃除や片付けのレベルアップをしていきたいと思います。最初から自分の理想通りに行く事はありません。出来ることから少しずつやっていけば、気がついたら理想に近づいているものなんだと思います。