ボロを纏(まと)えど心は錦。ただ清潔感は保った方が良い

独身時代、自分の給料は全て自分で使用していた私は本当に贅沢な暮らしだったと思います。今の生活から考えると、良い経験も出来たけど無駄な事も多いです。

 

高校を卒業して事務員として就職したのですが、そこの工場長がいつも、ボロを纏えど心は錦と言っていました。その言葉は、結婚後の私の心の拠り所となった事は間違いありません。

 

転職し主人の給料も少なくなり、私も妊活の為に退職、子供が生まれてからはパートとなりました。

 

独身時代に自分の給料は全て自由に使っていたので、結婚し生活の変化の中で本当に我が家は貧乏だと思い込んでいました。(子供が3人になった今の方が断然貧乏なんですけどね)

 

そんな時に、工場長の【ボロは纏えど心は錦】という言葉に何度も救われました。自分の事に時間もお金もかけれないけど、悲観しないよう心がけました。

 

清潔感がなくなると心がすたれる気がします。心を錦にする為にも服のほつれはすぐに直したり、食べこぼしでもすぐに洗い、髪もボサボサにはせず、靴は揃えるなど、出来ることを気がついた時にしていました。